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劇団ぺブル(ぺブル・グラベル) 公式ブログ

ペブルは小石。グラベルはもっと小さな小石。足をとめて観てください。小石たちのお芝居を!「心にひっかかるオリジナル大衆劇」を年に一度お届けします!


 
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Category: 主催のひとりごと > 私なりの余談  

第13話 島の愉快な仲間たち【1】 カモメ編

「私はかもめ」

ニーナの台詞が印象的な、チェーホフの代表作『かもめ』
…とはまったく関係ない今回のお話。
よって芝居ともまったく関係なく。

さぁ、お待たせしました。
我が石島近辺に生息する、珍しい生き物を紹介する斬新な企画、第一弾「カモメ編」です。

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珍しくもなんともないじゃん、
海の近くに行けばいくらでもいるじゃん、
海にいるハトのようなもんだろう、
と思われるかもしれませんが、
彼らの役割は…    
ハトのようなものです(笑)

あのひとたちは、集団を好みます。独自のコミュニティがあるようです。
たまに、どこにこれだけいたの?と思うくらい港の中に大人数集まる時あります。
誰かが集会の日時、呼びかけているんでしょう。きっと。

そんな集会ある時は、港に停泊している一隻の漁船にこれでもかというくらい、
集中してとまってます。
犠牲になった船は糞だらけです。ご愁傷様です。

海では、食べ物を求め、漁船を、おらおら!と追い回します。
優しい漁師さんが、売り物にならない雑魚を投げてくれるのを知ってるからですね。
も、しょうがねえな、という感じで、漁師さん、魚投げてます。

防波堤に一列になって、じっと待機してます。基本、無言。
ただならぬ雰囲気で海を見つめています。理由はわかりません。
誰かの号令を待ってるんでしょうか?
集団であの無表情な目、ただの日光浴とは思えません。

街灯一本に一羽ずつ、律儀にとまってます。
理由はわかりません。高いところにいるから、えらいひとなんでしょうか?

たまーに、頭だけ真っ黒なカモメらしき集団が混じってます。
誰だよ、お前?

そして、彼らは、浮きます。
驚くほど、浮いてます。
ぷかー、と浮いてます。

悪天候、風が強く、波の高い日、海上タクシーが生業の私は、
それでも無理して船を出すことがあります。
もー、大変。
フェリーとか大型船なら、一つ一つの波はそうこたえませんが、
うちのような小型船は、一つ一つの波をかわすのに必死の操船になります。
冷や汗かきながらこちらが運転してるのを尻目に…

あのひとたちは、ぷかーと浮いて、波まかせ、
上いったり下いったり。
ひとやすみ、ひとやすみ、という感じ。

なんでそんな、余裕やねん!
とそんな時、あまりの浮きっぷりに、
かろうじていらっともきませんが、
こちらは恐ろしい波と対峙し、なごむ暇もありません。

どこまで余裕でいられるのか、ぷかー浮いてる時に、
意地悪で船を近づけてみますと…

余裕で浮いたまま、スイーと動いて船をかわしているようにみえますが、
よく見ると、水面下の足だけ必死で水をかいてます。
あの余裕たっぷりに見える無表情で、足だけ必死に忙しく逃げていく…

この姿、なんだか役者とかぶりました。
芝居で使う小道具など忘れた時、
見かけは平然と演技しながら、やべえやべえ、どうしようと、
頭をフル回転させて、なんとか逃げ道を考え、冷や汗かいている…

愛らしい浮きっぷり、ぜひ見ていただきたいものです。

さて、このカモメ編、なぜか明日にひっぱります(笑)

続かもめ編につづく…









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Category: 主催のひとりごと > 私なりの余談  

第14話 島の愉快な仲間たち【1】 続カモメ編

カモメには、ある因縁があります。
とっても、やるせない思い出ですが…

強い男、豪傑の代名詞に、
虎殺し、熊殺しの男、などと、嘘か誠か、言われます。
戦国武将、加藤清正は、虎を倒したとか…

自分はさしずめ、「カモメをひいた男」

カモメは、瞬発力のある鳥で、海に浮かんでいる時、船が近づいてきても、
余裕で泳いで逃げつつ、無理とわかると、さっと飛び上がって、かわします。

ところが、ある夜、船で走っていると、
コツン、という感じで、カモメが船に当り、そのまま船の上に落下、

ええ!まさか、カモメをひいた?

島に帰り、容態を確認しましたが、ご臨終でした…
悲しかった…あんな無害なひとを…

何十年と船に乗っている父親、島の漁師さんたちに聞いても、
船でカモメをひいたことはないとのこと…
そんな話は聞いたことがないらしく…

なんともはや、運のないカモメというか…
やるせない…

うちで飼っていた歴代の犬猫たちの墓の横に埋めました。
ほんと、事故なの、わざとじゃないの、許して!

「これからは、自分の守護神になってください!」
と、我ながら自分勝手なお願いをいたしました。

すると、なんということでしょう。
海で身体が、ぷかーと浮くようになったではありませんか!
…嘘ですが。

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ということで、とりあえず、つたなく、か細い技術でぺブル・グラベルのロゴを、
我が守護神カモメの画像で作ったつもりだったのですが…

よく考えたら、この画像、アホウドリの画像でした(笑)
なんの意味もなし…

つづく…




Category: 主催のひとりごと > 私なりの余談  

第17話 猫と習慣

書くことなくなると、このての事を書いていこうと思います。
ご了承ください。

我が家には二匹の住人がいます。
黒いひととパンダ柄。
種族は、猫。

黒いひとが先輩ですが、後輩のパンダ柄の方が態度がでかく、
そのせいか黒いひとが、はげ気味(ストレス性?)です。

基本的に、黒いひとが寝ていると、パンダ柄は攻撃を仕掛けます。
黒いひとが、テンションあがって、遊ぼうよ、となると、
パンダ柄は寝始めます。

パンダ柄は、自分のことしか考えていません。
このひとには、猫の常識が通用しません。

このパンダ柄、寒い時はよく、お風呂のふたの上で寝ています。
暖かいからでしょうね。

ある時、お風呂に入ろうとすると、やはりパンダ柄がふたの上で寝ていました。
面倒なので、そのまま、ふたを半分開け、入浴開始してやりました。
すると、パンダ柄、風呂の水を飲みまくります。

それ以来、なんだか、気に入ったのか、一緒に風呂に入るようになりました。
湯船には入りませんが、ふたの上で瞑想したり、水飲んだり。

しばらくして、気づきました。
黒いひとより、パンダ柄の方が毛並みが美しいのです。

これは、パンダ柄が、風呂で毎日、湯気に当たっているので、
ミスト効果で毛に潤いがでているのでは?

次の日から、パンダ柄と、激しく嫌がる黒いひとも強引にふたの上に置き、
入浴をはじめました。
出してくれ~出してくれ~、と悲しい声をあげる黒いひと…
瞑想するパンダ柄。

うむ、やはり、毛並みに潤いが出ているような…
連日、猫なひとたちと入浴。
出してくれ~、黒いひと。
風呂で飲む水さいこ~、余裕のパンダ柄。

そうこうしてると、ある日のこと、
黒いひとの方が、風呂のふたの上で待っているではありませんか!
あんなに嫌がっていたのに…
どうやら、入浴のよさに気がついたようで…

いまや、風呂に入ろうとすると、勝手に二匹、がやがやと入ってきます。
気ままな猫にも、新たな習慣が身につくものなんだなぁと、不思議な感じ。

2011-06-08 19.07.20

新しいことに挑戦することって大事!
と、猫なひとたちが思っているかどうかは不明です。

つづく…


Category: 主催のひとりごと > 私なりの余談  

第18話 船長日誌【1】青春?

さて、余談は続いて…岡山での生業の話。

我が海上タクシーでは、県からの委託で、船で学生と先生を運ぶ、
スクールボートも運航しています。

我が島には、小学校しかありません。
なので、早朝、島より中学生を、本土へ運び、
その便の帰りで小学校の先生を本土から島に運びます。
昼は、小学校の給食を本土に取りに行く。
夕方は、島から小学校の先生が帰り、
中学生を島に連れて帰る。
一日、三便が基本となります。

去年、東京より15年ぶりに帰り、父からこの仕事を引き継いだのですが、
当初は、突然帰ってきた、見慣れぬ新船長に、
島の人見知りな学生達は、いまいち、心を開いてくれず…

とりあえず、おはよー、とあいさつだけは大きな声でかけることを心がけ…
学生達、最初はあいさつも、聞き取れないくらいぼそぼそと…
若干、私、悲しくなっていたのですが、あいさつは続けてみるもので…

一年経った今では、おはよーございます、としっかり返してくれまして。

最近は、たった一人の男子中学生が、運転席の横にくるようになり。
たわいもない話をしながら、いつも夕方帰っているのですが、

なにやら、私に悩みを打ち明けたいそぶり…

なにか悩んでるようだな…とは感じてたのですが。
中二ですから。一番悩む時期ですし。
私も、一番、不安定な時期でしたし。

「どうした?」と水をむけますと、やはり、

「船長さん、卓球部やめようか悩んどんじゃ」

なるほど、最近、夕方の便で帰ってきてたので、
部活休んでるんだろうなとは思ってました。

島の子供、独特の悩みがありまして、
従来、このスクールボートの帰りの便の時間では、
部活ができず、みんな帰宅部になるしかなかった。
自分も野球がどうしてもやりたかったのに、できなかった。

それがこの子の親は熱心で、
部活が終わる頃、頑張って船で彼を迎えに行っていたわけです。
自分は、忙しい親に船で迎えにきてもらってまで、
部活がしたいと言い出せず、高校もしかりで…
ようやく大学で上京、一人暮らしの自由の中で、野球部に入った経緯があります。
部活がしたくてしたくて、たまらんかったわけです。

そんなことを話しつつ、
忙しい中、お父さん、お母さんが迎えに来てくれて、
部活ができるのは、ありがてえことぞ、と…
一年やってきたのにもったいねぇ、続けてみぃ、と…
こんこんと兄貴目線で(父目線?)話してみますと、

うん、となにやらすっきりした顔で、船を下りて行きました。
部活続けてくれればいいなぁと。

なにやら、青春の一幕っぽいのぉ、
次は、恋の悩みでも聞いてみてゃーものです。

つづく…






Category: 主催のひとりごと > 私なりの余談  

第22話 船長日誌 【2】 死の音

昨日、夜、東京発の新幹線から深夜、岡山着、
我が家にたどり着き、ばたんきゅう、
そして、
朝、船に乗っていると思うわけです。

あれ、さっきまで東京いたのにな…?

このギャップはすさまじいものです。
どこでもドア的にワープした感覚が、ふと起こります。

ただでさえ、
昨日の、芝居、初顔合わせの興奮覚めやらぬ私、
いろんな思慮がぐーるぐる駆け巡る、
ボーっと感で、船運転してた私を、震撼せしめる事件が突如起こりました。

ピーピーピーピーピー

長渕つよしではありません。

耳をつんざく警報音。
船乗りが、もっとも聞きたくない、死の音です。

ハッと計器に目をやれば、冷却水温度が100度をゆうに超えている。

いかん!
すぐさま、スピードを最スローに落とし、
原因を思い浮かべる。
冷却系統がやられている、
清水量が減っていたのか?
それとも、海水取入れ口に、ゴミが詰まったか?

このまま、水温が上がり続ければ、エンジンが焼き切れる、
ただちに、ギアをニュートラル、
エンジン回転数を最小にして冷やさねば、

だが、大型船が真近に迫っている、どうする、どうする…?
スピード上げれば、エンジンやられて止まる可能性がある、
スピード上げなければ、逃げ切れない、ぶつかる、どうする、逃げねば、

さあ、どうする!


とめどない、冷や汗…


さあ、どうする…


なんて、選択を迫られることもないぐらい、
港の中に帰ってきて、よっこらしょと、
のんびり船を、桟橋に着けようとした時、
タイミング良く警報鳴ったもんですから、
逆にびっくり。

どんな、心と体に優しいタイミングでの故障…

もちはもち屋で、
エンジンのプロ、造船所のなじみのおっちゃんに電話一本、
おっちゃん、島まで駆けつけてきての、
エンジン少々の解体、冷却系の部品(インペラ)交換で、一件落着。

「インペラ、ボロボロじゃのー」
「こんなボロボロになっとん、初めてみましたよ」
「おお、あんまりここまでボロボロにならんけどのー」

「はっはっは、じゃあ、またの」
「はい、ありがとうございました」

おっちゃん、帰っていきました。

はー、終わったなあ。

そういえば…

さっきまで東京にいたのになぁ…

つづく…









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第五回公演
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主催の川西

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