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劇団ぺブル(ぺブル・グラベル) 公式ブログ

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Category: 主催のひとりごと > 私なりの余談  

第106話 熊本城の真価

前回に引き続き、熊本城のお話にお付き合いくださいませ。


「私の評価につきましては、後世の歴史に委ねたいと思います」

どこかの前総理大臣が、繰り返しこんなことを言ってました。
自分で言う台詞ではないだろう…

画家ゴッホのように、本人の死後、
作品の評価が高まる人もいます。

熊本城もある意味、後世に再評価された作品と言えると思います。

作者は、加藤清正。
城の評価は、外観の美しさもあるでしょうが、
やはり真価が問われるのは、実戦において。

築城の名人といわれた、
加藤清正が作った、熊本城。
平和な江戸時代の到来で、戦もなくなると、
その強固さも無用の長物となる所でした。

しかし、築城から270年も後に、その真価が試されたのです。

時代変わって明治の世、
1877年、西南戦争が起こりました。
明治政府に対して、
西郷隆盛を盟主にした薩摩の士族が起こした、
我が国最後にして最大の内乱です。

決起した薩摩軍が、第一の攻撃目標にしたのが、
当時、政府の軍の基地となっていた熊本城でした。

熊本城を守備するのは谷干城司令官率いる政府軍三千五百人です。

襲いかかる一万三千の薩摩軍、
熊本城守備隊の約四倍の兵力でした。

しかし…熊本城はびくともしませんでした。



薩摩軍の猛攻を跳ね返した、
熊本城の城壁。
「武者返し」と呼ばれるこの城壁の作りが、
熊本城の代名詞ともいえます。

下は角度が緩やかで登れそう…
と甘くみて登っていくと、途中から90度の絶壁になり、
引き返すしかなくなります。
オロオロしてる間に、上から鉄砲でズドン!

この城壁に苦しめられた薩摩軍、
ついに一兵も城内に入ることができなかったということです。

多勢に無勢ながら熊本城に籠もった政府軍の守備隊は、
52日間この城を守りきりました。

結局、熊本城に勢いを止められた薩摩軍は、
7ヶ月もの戦いの末、
政府軍に敗れ去ります。

敗れた西郷隆盛はこう言ったそうです。
「わしは官軍に負けたのではない、
清正公に敗れたのだ」

加藤清正の築城技術が、
後世にも評価され、
熊本城の難攻不落ぶりが実証されたのがこの時でした。

熊本城があっさり陥落していたなら、
薩摩軍は勢いに乗り、
歴史は違う方向に進んでいたかもしれません。

西南戦争における薩摩軍は、
明治維新後、行き場を失った武士達が決起したといえます。
武士のとどめを刺したのが、
武士の代表格といえる加藤清正が作った熊本城。

清正公も複雑な思いで見ていたかもしれません。

でも…
「どうだ俺の城、ちょーすげーだろ!」
って、どや顔してたかもしれないなぁ。

なんて思いをはせながら、
熊本城のお話を終えることといたします。

つづく…
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