「敵を知り、己を知れば、百戦危うからず」
中国の戦略家、孫子の有名な言葉です。
自分の中では、自らを戒める大事な言葉の一つです。
むかーしむかしの方のお言葉ですが、
これはいつまでたっても色あせない言葉だなぁと。
戦いに勝つためには…という前提の言葉ですので、
経営や出世競争は戦いともいえるので、
現代でも十分応用できるはずですが、
自分にとりましてこれは、
日常においての大事な心がけであると捉えています。
人を知って、自分を知ること、
それができれば、進む道を誤ることはないのではないかと。
人を知る、というのは、
日常生活においては、
他人に興味を持つことだろうと思っています。
そして、人の中に自分がいることを自覚すること。
人あってこそ、自分がいると、
その中で、自己分析を欠かさないこと。
自分はどこにいるか、
自分はどこに向かえばいいのか、
自分がいることで、人はどう変化するのか、
自分はどんな力があるのか、
子供の時から歴史好きで、
思春期にこの言葉に出会ってから、
無意識下でこの言葉に支配されてきたような気もします。
自分を知ることを心がけ、
人の中での自分を秤にかけて、
ハチャメチャな失敗はないかわりに、
無茶をするということもありませんでした。
自分を知るということを、
己の身の程を知る、
自分の限界を知る、
そこに重点を置いてきたように思います。
確かに、危うからずの生き方はできてきたようです。
ただ限界をあえて設けず、
負け戦覚悟の無茶をやってみるというのも、
自分の本質、出来ないだけに、憧れるところでもあります。
言葉に反するかもしれませんが、
己を知っていても無茶をやってみたい、
今の自分にとってのささやかな無茶が、芝居を続けることです。
人生を賭け、生活を賭け…
そこまではもはやできませんが、
生活費を少々かけて…
つづく…
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