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劇団ぺブル(ぺブル・グラベル) 公式ブログ

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Category: 第二回公演【終演しました】 > 遠吠岬後記  

第157話 遠吠岬後記【7】一日三公演!

3月31日(土)、公演二日目のこの日は、
自分の演劇史史上初の試みをやらかす日です。

一日三回公演、しかも2時間もの長めの芝居を三回やるという…
はい、企画をしたのは私ですが、無茶な企画をしたなぁと(笑)
この三回公演の企てを役者陣に伝えた時の、え~!!!
という悲鳴が楽しかったです。

加えて、本日は、撮影があります。
撮影、編集を依頼いたしまして、以前通し稽古にも下見で来ていただいた、
伊藤さんが朝から小屋入りされ、11時開演の回、15時開演の回、
2回の公演を撮影し、その映像を編集していただきます。
なので、最高の演技で、最高の映像を残したいものです。
それもちょっとプレッシャー。

この日の一回目、11時開演の回は、
株式会社クリニカルリサーチ24様による貸切協賛回です。

朝9時に皆小屋入り、やはり、勢いづけるために、
出だし4シーンの早回し稽古を敢行。
昨日夜の回で、場面転換等含め芝居はトータルで完成しました。
あとは、皆の気持ちの問題だと思います。
一回目はやはり体が温まらないというか、
気持ちが乗らなかったり、ミスがでやすいところですし、
しかも2日目、負のリラックス状態が生じやすいです。
どれだけ気持ちをトップギアで芝居に入っていけるかが鍵です。

さて、客入れ時間となり、お客様がはいってまいりました。
ところが…貸切回ということで、招待の家族づれが多く、
お子様が多い…しかも、これは明らかに静かに観てくれないな…という、
未就学児童の多そうな騒ぎが客席より聞こえてまいります。

これは…まいったな…こんなにお子様が多いとは…
大丈夫なのか?
とても2時間もたないだろうし、芝居途中のお子様の声で、
役者陣と、他のお客様の集中力が途切れてしまうこと必定なので、
これは主催として責任を感じてしまいました。

貸切回とはいえ、未就学児童入場の可否をはっきりさせるべきでした。
これは主催の責任です、
この貸切回に関して、改めてお詫び申し上げます。

ただ、芝居を観に来たくても、お子様を抱えているので、
観に来ることができない方も多いはずです。
次回公演では、託児サービスを含め、対応を検討しようと思います。
これは次回への課題ができました。

私は不安と後悔の念を抱きながら、貸切回、開演時間を迎えました。

それでは、遠吠岬中盤シーンの振り返りを。

病院に来た市松(山城さん)と七海(英恵さん)

山本さ~ん!呼ばれて立ち上がる市松、
「山本じゃないよ」「山本さんじゃないのか?」「山本さんじゃないよ…」
おじいちゃんに、ついにこの時が…
見方によればものすごくせつないシーンです(笑)

レアキャラの三河屋さん(能勢くん)

当初スタッフとして参加してくれた能勢くんに、
お礼をこめて急遽作った役です。
やけに声がいいので、短い出演シーンのわりに印象に残ります。

墓前に置いてあった絵について考える七海。
七海の心象風景として母、早苗(樹里さん)が登場します。

「私の好きな…夕焼け…」

自分の、樹里さんに対する当初のイメージは、
おっとりとしてるような、ゆったりとしているような、
そんなイメージを持っていましたが…
だがしかし、
稽古で時間をともにしていますと…
つまづいて転ぶのを目撃すること三回、
何度伝えても、違うメールアドレスにメールをくれること十数回、
やはり当初のイメージ通りでした(笑)

はい、撃沈気味の久乃(倖代さん)が帰ってまいりました。

大冒険をしてきた体験を涙ながらに訴える久乃。
「いろいろ意味不明なの…なのにプリウス走ってんの…」

「低燃費なの…低燃費ぃぃぃぃ~」

「お米何キロ送ってくれるの?」「えぇぇ…10キロ?」

はい、久乃役の倖代さんが一番疲れるシーンでした。
私のこのシーンに関する名演出は、
ダイナミックにお願いします、というざっくりしたもので(笑)
よくそれで倖代さん、このシーンを昇華してくださいました。
このシーンは小屋入りし本番迎えると、
120点、満点以上がでましたね。
私、舞台裏に控えてて吹き出してしまいました。

続いて、今度は樅野崎(亮くん)が暴れます。
スッキリ!

「君、転勤だから…っておいぃぃぃ、学べよ~学べよ~」

世のサラリーマンの、転勤族の悲哀を代弁…
というか、亮くんが好き放題暴れてるだけですね(笑)
はい、亮くんに関しては基本的に野放しでした(笑)
放牧してました。たまに手綱をつけても切られました(笑)

「ここ黒いよね」「本当だ、黒いや!」「え、何が黒いの?」

公演後、何人かのお客様に、あれは何が黒かったんですか?
と聞かれましたが、結局、私もわかりません(笑)

はい、遠吠岬、屈指の名シーン?
喜三郎(やす)の登場です。
「まぐわいや、うんでけらっでたべらんっでな」

アンケートでも人気のありました、謎の魚まぐわいですが、
小道具作りが趣味?な亮くんに、
意味不明な魚を作って来てほしいと頼みましたところ、
あんなものを作ってきてくれました。
なんで手が…予想以上に意味不明でした(笑)

「ちゃんぐんそ」「チャングンソク?」

はい、稽古で生まれたシーンです。
やすと亮くんと蓮根さんに稽古でいろいろとエチュード的に試してもらい、
あんな形になりました。
どうせならと思い、ちゃんぐんそ、という島語を作ってしまいました。
いろんな場面で広く使える言葉で、
調子はどう?みたいな、How are you? に近い言葉です。

あの島語は本当にある言葉ですか?
と公演後、何人かのお客様に聞かれましたが、
はい、もちろん、適当です(笑)

このシーンの主役は、喜三郎役のヤスです。
ヤスは、取れそうになる口ひげを気にしながら、
本当にいい芝居をしてくれました。
謎の沖の南島は、小笠原諸島の父島という島をモデルに作りました。
父島は、ハワイからの移民が多い島ということを耳にし、
それなら英語的アクセントをもった方言をしゃべる島民がいてもいいのでは?
と、変なアクセントを提案しました。
「そこまでやっていいの?じゃあやってみる」と、ヤスは、
どんな研究をしてきたのか、次の稽古で、
得体のしれない言葉をあやつる謎の島民と化しました(笑)

「あのヤスさんのネイティブの発音がなかなかできないんですよね…」
と同じく島民役のよっしーと能勢くんが言ってましたが…
いつの間にか、ヤスの発音がネイティブの発音とされているのが、
面白くて仕方がありませんでした。
架空の言語にネイティブとかあるのか…(笑)

笑えて泣けて、予想をはるかに超えた名シーンができあがったと思います。

はい、その後の振り返りは、また次回。

貸切協賛回は、予想通り、
お子様の声で…乗れなかったですね…
舞台裏にいても、お客様の集中力が途切れる様子が、
手にとるように伝わってまいりました。
特に後半、ピンっと張りつめたシーンは、
物音一つが命とりとなるので、
こりゃダメだ…と、申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。

ただ、静かに観てくれたお子様もいたようで、
なんとか5歳以上にはもつ芝居であるようです。

貸切回を終えても、あと二回の公演を控えます。
一日三回公演、役者陣皆初体験の未知の領域、
その先には新しいなにかが見えてくるでしょうか?
ちょっと楽しみにもなってきた…不思議な感覚で、次へと向かいます。


つづく…
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テーマ : 演劇・劇団    ジャンル : 学問・文化・芸術


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3月31日(土)、公演二日目のこの日は、自分の演劇史史上初の試みをやらかす日です。一日三回公演、しかも2時間もの長めの芝居を三回やるという…はい、企画をしたのは私ですが、無茶な...

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