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劇団ぺブル(ぺブル・グラベル) 公式ブログ

ペブルは小石。グラベルはもっと小さな小石。足をとめて観てください。小石たちのお芝居を!「心にひっかかるオリジナル大衆劇」を年に一度お届けします!


 
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Category: 第二回公演【終演しました】 > 遠吠岬後記  

第161話 遠吠岬後記【11】大団円

4月1日(日)17時の回、
いよいよ最後の最後です。
日曜夕方という、人の集まりにくい時間帯ながら、
なんと全公演中、一番の大入りでこの回を迎えることができました。
集大成の公演をお観せしなければなりません。

最後ということで、やはり皆の雰囲気も今までと違います。
気合いとともにさみしさが漂います。

客入れ前に、全員集合、私、主催のなにはなくともの訓示。
悔いなくやりましょう、みたいなことを言ったのでしょうか?
何にも覚えておりません。

みんなが小さく集まり自然と輪を作ります、
そして手を中心に伸ばします。
主催、あれ、あれお願いしますよ、みたいな空気…
気合い入れですか?
こんなのやってましたっけ?
みんなが望む、気合い入れの合図は、これでしょうか?
「各自~調整!」オー!
…あ、これでよかったんですね(笑)

遠吠岬最終公演、いよいよ開演です。

それでは、長らく続きました振り返りも、
エンディングに向けていよいよ大詰めです。

かもめの鳴き声、
七海にとって近くて遠かった遠吠岬。
海を見つめる高村(私)に七海(英恵さん)が声をかけます。

「ここにいるような気がしました、
 あの絵を描いたの、あなただったんですね」

アンケートで、このシーンを「火サスパート」と
表現して下さった方がいましたが、まさにその通り。
原点の「ゼロの焦点」から連綿と続く
「火曜サスペンス劇場」おきまりの崖の上での犯人告白シーン、
このベタシーンを芝居に取り入れた格好です。
意図的に取り入れたわけではないんですが…
人間がベタにできてるんですね、
ベタシーンを高みにもってってやろうと挑戦しましたが…
さてどうだったでしょうか。
後世の評価に委ねましょう(偉そう…笑)

真相を語る高村

このシーンの長台詞を、船の上で何回つぶやいたことでしょう。
海の上はいいですよ、大声で発声し放題です。
ご近所を気にして、一人カラオケ行く必要などありません。
自分の仕事の利点はそこだけですね(笑)

「あなたは勝手です、許せない」

「俺はあんたの…」
「わかってます」

「絵、続けてください、夕焼けの絵描いてください」

自分で書いておきながらですが、
本番に入って気づく役の感情というものがあります。
高村の去り際はまさにそうでした。
自然とこみ上げるものがありました。
やはり、笹倉(淳)、早苗(樹里さん)と七海の離別のシーン、
その流れをここで引き取る役目ですので、
前で熱演を見せてもらえますと、
自然と湧き出る感情があるものです。

高村が去り、一人残って海を見つめる七海、
そこへ松谷(蓮根さん)が静かに近寄ります。
「男ってきらい」
「え?」


「曇ってるくらいがいいのかな?
   きれいな夕焼けは…哀しい」

この台詞に向けて物語を作っていく、
そういう芝居の作り方もあると思います。
自分にとってそれが、この台詞でした。
この台詞があるからこその、
「遠吠岬は夕曇り」のタイトルであるわけで。
一度、通し稽古でこの台詞を松谷役の蓮根さんに、
堂々と食われたことがありました。
おい~~~~~なぜ~~~~~なんてことを~~!
はい、本番でなくてよかったです(笑)

「松谷さん、一生私の定食、食べてくれますか?」

「え、それって…一生お金を払わなくてもいいってこと?」

松谷のキャラを表して、この台詞にしました。
あの受けは…男としてはいけてない、
との感想もいただきました。
はい、それで大成功です(笑)

松谷の胸にとびこ…まずに座る七海

今まであたたかくヒロインを応援してきた男性客が、
うるせーよと牙をむくことを想定して、
すれ違いのエンディングを用意しました。

最初のジュエリーショップで買わされたと思しき、
指輪を七海に手渡す松谷。

私、松谷は結局、
10万近くの指輪を買わされたものと踏んでいます。


はい、ラストシーンです。
英恵さんへの出演依頼は、
蓮根さんにお願いしたわけですが、
「すごく誘いづらいんですが…」って言ってました。
色恋の、相手役の当人が、出演交渉というのも、
気恥ずかしいことでしょう。

あて書きといいますか、
英恵さんを想定して書いた七海という役、
やはりこの役は英恵さんで生を得たなぁと思います。
間違いはありませんでした。
なんでもないシーンの居ずまい佇まいが魅力とみていましたが、
泣きの芝居では、英恵さんの新たな一面が見れました。
出ずっぱりで大変だったと思いますが、
よくぞ耐えていただきました。

七海のキャラからの相性をみて、
蓮根さんにお願いした松谷という役、
ポジション的には受けの要素が強く、
相手役を引き立てる役割を期待しました。
蓮根さんは役割を心得た上で、
出れる所は出る、新たな要素を加えて、
松谷という役の幅を存分に拡げてくれました。

七海と松谷、どちらも愛されるキャラクターとして、
演じていただきましたね、
親としてはうれしいかぎりです。

カーテンコールです。一同礼。

ご来場いただきました皆々様、
本当にありがとうございました。

最後の公演も気負うことなく、
精一杯のものを観せることができたと思います。

全公演つつがなく終えることができました。
ホッと息をつく間もなく、
ばらし撤収作業に突入です。

もう少し…余韻に浸りたいものでした。


つづく…
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テーマ : 演劇・劇団    ジャンル : 学問・文化・芸術


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