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劇団ぺブル(ぺブル・グラベル) 公式ブログ

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Category: 主催のひとりごと > 芝居のお話  

第173話 吉良の死に様

忠臣蔵の話ついでに、思うことを。

忠臣蔵のストーリーで重要な敵役が、吉良上野介です。
最近やったTV時代劇で、あるベテラン俳優が演じてましたが、
唖然としました。
吉良上野介が、馬鹿みたいなのです。
嫌味で、品がなくて、死に際も未練がましくて。
いかにも敵役という役作り。

最後の砦だった、水戸黄門のTVシリーズが打ち切られ、
時代劇の衰退が言われる中、自分は、
あの吉良上野介がそれを象徴しているように感じました。
役者、演出、脚本、すべてが薄い。
あまりにもわかりやすすぎます。
視聴者を、馬鹿にしすぎじゃないでしょうか?

ものには表と裏があります。
表には自然と光が当たるものですが、裏は光が当たらず真っ暗。
でも意識的に裏に光を当ててみると、
気づくことが多いです。

朝のラジオでこんな話を聞きました。
割り箸はエコではない、自然破壊につながる、
だからなるべくマイ箸を使おう。
自分も、それが正論だと思ってました。
弁当買っても、なるべく
「箸はいりません」と言うようにしてました。
これが、表の見方でしょう。

しかし、割り箸を作っている業者の反論を聞いたのです。

割り箸は、森林を維持するために伐採する、
間伐材を使っているため、環境破壊にはならない。
割り箸を使ってくれないと、我々業者がひっ迫する。

森林の成長のため密集化しすぎないように、
意図的に立木を伐採し、
間引いた木を間伐材と言うらしいですが、
使われなければ燃やしてしまうしかない、
それを利用して、割り箸を作っている。
となりますと、林業の促進のためには、
割り箸は役だっていることになります。

裏に光をあてるとこういう見方がでてくるのですね。

更に調べてみると、中国からの輸入ものの割り箸もあり、
中国では森林破壊につながっているので、
やはり環境に悪いのだ、という、裏の裏の見方もあるようです。

こと割り箸だけで、何が正論なのかわからなくなってきました。

そこで、吉良上野介の話に戻ります。
自分も以前は、吉良上野介というと、完全なヒール役の印象でしたが、
一方で、吉良上野介の領地では、
名君として慕われていた、という話を知りました。

裏から光をあててみますと、
果たして吉良さんは本当に悪い人だったんでしょうか?
どちらかというと、
若い浅野内匠頭に非があったのではないでしょうか?

事件の発端は、浅野内匠頭の短気にあります。
怒りにまかせて、後先考えず城で刀を抜き、
結果、約300人の家臣と、その家族を路頭に迷わせたのですから、
トップとしては失格ではないでしょうか?

敵役、吉良上野介側にたった、
「イヌの仇討」(作.井上ひさし)という戯曲もあります。
本が出てますので、こちらおすすめですが、

何が言いたかったのかというと、
世間で批判をうけている人や物事、
一慨に世論に乗って批判することは危険だな、と思うのです。
実は、批判を受けてる側の方にこそ理があるかもしれません。
もしかしたら、理があるために、危険視され、
批判を意図的に流布されているのかもしれません。

世論に流されず、一度立ち止まり、
裏に光を当ててみる、その作業を個人個人がする必要があると思います。

最初に戻りますが、やはり、
忠臣蔵の吉良さんには、潔く討たれて欲しいのです。
立派な敵役として斬られて欲しい。
昔の時代劇役者さんが演じる吉良さんは、
味があり、人間臭くて、深かった。

それでこそが人間ドラマとしての忠臣蔵、
敵、味方、双方に光があたればこそ、
泣けるお話になると思います。


つづく…
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テーマ : 演劇・劇団    ジャンル : 学問・文化・芸術


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